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二戸私立福岡中学校の校門脇の中庭に、田中舘愛橘博士の胸像がある。胸像は、校庭越しに、ちょうど折爪岳を望んでいる。 | |
顔つきや頬ひげなどはそっくりだし、顔も確かに博士であるのだが、近づいてみると、結構大きな像で、博士を下からのぞき込むような感じになる。 胸には岩手県で初の文化勲章が輝いている。ぐるりと回ってみると、胸幅も厚くて、まさに堂々たる博士の胸像である。 |
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この像とは別に、博士の小さな胸像が、田中舘愛橘博士記念科学館に展示されている。こちらはひと抱え程の大きさであるが、とても立派な感じがする像である。 それにしても、このようにいくつもの胸像が存在すること自体、すごいことだろう。そればかりか、「田中舘賞」という、博士の名を冠した賞も2つ存在しているのだ。 博士の像は、いつも子供達を見守っている。 |
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胸像のすぐそばにある、愛橘先生の訓が刻まれた石碑。ローマ字ではない。 | |
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