特報!!
財団法人日本のローマ字会報に本ページが紹介されました

田中舘愛橘博士は、「日本のローマ字運動の父」と呼ばれています。

「日本式ローマ字」は、田中館博士が、1885年(明治18年),理学協会雑誌第16巻に発表した「本会雑誌ヲ羅馬字ニテ発兌スルノ発議及ビ羅馬字用法意見」が基となったといわれ、更にその翌月,同雑誌に発表した「発音考」がその理論的裏付けとなりました。博士が29歳の頃です。

「博士はその後も絶え間なく日本式ローマ字の運動を続けてきました。
1909年(明治42年7月10日)には、財団法人日本のローマ字社をつくり、みずからも理事として活動しました。

 この結果、アメリカ・ロサンゼルスに日本のローマ字社の支社ができたのをはじめ、各地に日本式ローマ字の運動団体が多数できました。
その中心団体として〈社団法人日本ローマ字会〉(1921年1月,大正10年)ができ、初代会長として長年にわたり活躍し、晩年には名誉会長となり一生をローマ字運動につくしたのです。」

と、財団法人「日本のローマ字社」評議員の清水正之さんに詳しく教えて戴きました。

田中館博士が95歳で(1952年・昭和27年)お亡くなりになるまで、まさしく生涯をかけたローマ字への情熱には、ただ圧倒されるばかりですが、この情熱を受け継ぎ、現在もなお燃やし続けているのが、「日本のローマ字社」です

日本のローマ字社」は「日本式ローマ字」の普及を目指して、現在も様々な活動を続けています。今回このホームページを取り上げて戴いた日本のローマ字社の会報は、現在535号となっています。

日本のローマ字社をはじめとする、ローマ字界に関わる皆様のご努力で、今、「日本式ローマ字」が、ますます盛んになっていることを知り、私は大変驚きました。

その並々ならぬご努力と、博士にも負けない情熱に、頭が下がる思いでいっぱいです。今後いっそう「日本式ローマ字」が普及し皆様のご努力が報われます事を祈ってやみません。


財団法人 日本のローマ字社の住所・連絡先

東京都品川区西五反田5−4−5
ライオンズマンション西五反田U 405号
電話 03−3493−2332

本ページ作成にあたっては、日本のローマ字社評議員の清水正之さんに色々とお導き戴き、また大変お世話になりました。この場を借りて深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

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