田中舘愛橘博士没後50年記念

田中舘愛橘博士没後50年を記念して
さまざまな催しが行われました

田中舘愛橘博士は、二戸が産んだ世界的物理学者である。　　田中舘愛橘博士没後50年を迎える今年、二戸市内では様々な催しが行われた。

●5月18日・墓前祭　（田中舘愛橘会）
　　5月21日の命日を前に、祖霊社にて墓前祭が行われた。小雨の中、遺族の松浦明氏や愛橘会の丹野会長らは、愛橘の博士の墓に祈りをささげた。
　　呑香稲荷神社神楽殿では鶏舞が披露され、記念碑の除幕式が行われた。

●5月18日・記念式典、記念講演会
　　　　　　　（二戸市/田中舘愛橘博士没後50年記念事業）
　　二戸市民文化会館にて、式典、記念講演会が行われ、田中舘愛橘の孫弟子に当たり、参院議員で元文部大臣の有馬朗人氏が「田中舘愛橘先生のこと」と題して講演を行った。

●5月18日～21日・記念特別展
　　　　　　　（二戸市/田中舘愛橘博士没後50年記念事業）

●5月20日・ローマ字の集い
　　　　　　（日本のローマ字社・日本ローマ字教育研究会）
　　

「心ある　人の宴の　夜神楽に　こだまにぎおう　呑香の杜」と記念碑に刻まれた歌は、愛橘博士が古希のお祝いを受けに故郷を訪れたときに詠んだ歌です。記念碑の後ろには田中舘愛橘記念科学館のあるシビックセンターが見えます。

　墓前祭・愛橘博士のお墓の前で。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記念碑の除幕式。

　　鶏舞が披露される。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛橘博士ゆかりの家。説明看板が設置された。

二戸市民文化会館での記念講演会。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　挨拶をする愛橘会の丹野会長。