ミュージカル「Aikitu」脚本
第一幕 第一場 その2(ユートン登場) | |
ユートン |
おーっと、危ないあぶない。危機一髪ね。(未来ちゃんにかけより)この子が田中舘愛橘に興味をもってはいけない。この子を愛橘嫌い、物理嫌いにしないと大変な事になるのだ。今の内に記憶を書き換えなければ。(ユートン、ヘッドホーンの様な物を取り出し、未来の頭にセットする) よし、あとは愛橘嫌いのプログラムをダウンロードで完了だ。では。 |
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ミーネ | そうはさせないわ!(ユートンが機械を操作しようとしたその時再びストロボ光る) |
ユートン | 何だって?・・・・・どうして時間を止めたのに動けるの?お前は誰? |
ミーネ | あなたが時間を止めたから私は時間を戻しにやってきたの。黙って2052年へお帰り。 |
ユートン | そうか、お前も未来から来たって事か。帰るさ。この子が愛橘嫌いになったらね。 |
ミーネ | その子は未来にとって大切な発明をするの。田中舘博士を知ったことがきっかけでね。だから今日この日この時間は、世界を左右する歴史的な瞬間なの。たとえ私が壊れても、あなたの行動は阻止して見せるわ。さぁ、その子から離れなさい。 |
ユートン | 壊れても?そうか。お前もアンドロイドか。ではお望みどおり壊してあげる。 |
(激しい音楽、効果音、ストロボと共にユートン、ミーネ戦いの踊り。やがて雷の音と共に時間が流れ始め、徐々にサスで明るくなった部分の子供たちが動き始める) | |
元気 | な、なんなんだ! |
幸子 | きゃー。どうしたの。 |
恵美 | 里美先生、助けて!(戦いは続く、地震や爆発音など!) |
子供たち | うわー。きゃー。ママ-!(など大騒ぎ。ストロボ激しく点滅し舞台は真っ暗に) |
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