はじめに
 この脚本は、平成14年8月5日に二戸市市民文化会館で公演された、ミュージカル「Aikitu」のもので、ホームページ掲載の為に、多少の説明を付加してあります。
 公演にあたっては、地元の子供達にも参加してもらおうと考えたため、歌や踊りを取り入れた、ミュージカル仕立ての脚本にしました。また、愛橘博士のお話を、そのまま劇にしようとすると、ほとんど子供が登場しないので、ちょっとひねったストーリーになっています。

 脚本を読んだだけではわかりにくいと思いますが、明治、大正といった古い時代の説明を、肩が凝らぬよう、寸劇や、歌や踊りで表現を試みました。
 とはいえ、私をはじめ、全員が素人で、全てが手作りでありましたから、稚拙のそしりはまぬがれません。こんなものを公開するのかとお叱りを頂戴しそうですが、我々に出来る事のすべてを注ぎ込んだ舞台の脚本です。
我々の思いと、田中舘愛橘博士の主要なエピソードを盛り込んでいますので、興味のある方はお読み戴ければ幸いです。
 また、舞台を作る過程に興味のある方は、二戸演劇協会 the『雲人』のページをご覧下さい。我々の活動の様子がわかります。

 
  戻る プロローグへ